JA鶴岡女性部は2月9日、鶴岡市の県立鶴岡中央高校で伝統料理講習会を開きました。食文化が多様化する中、地域の郷土料理や伝統食などの食文化を次の世代へ継承しようと企画し、今回で7回目です。
女性部員15人が講師を務め、同高校の総合学科家政科学系列食物系2年の生徒23人と一緒に、だだちゃ豆ごはん、同市温海地域に伝わるうるち米で作られた棒状のもち「べろべろ餅」のすまし汁、切り干し大根の煮物、タケノコ「孟宗(もうそう)」の天ぷら、水ようかんの5品を作りました。
女性部副部長の佐藤雪子さんと石塚公美さんが料理の作り方を説明後、班ごとに分かれ調理開始。
各班に女性部員がつき、生徒に食材の切り方や手順などを教えながら、和気あいあいと調理を進めました。
生徒からは「伝統料理の作り方を教わる機会がないのでとても楽しかった。難しいイメージがあったが、作ってみると意外に簡単に作ることができた。家でも作ってみたい」との感想が聞かれました。