JA山形おきたま女性部は7月7日、JA山形おきたま南陽支店を会場に、令和5年度第1回「シーダー研修会」を開催しました。シーダーとは、種を蒔く人の意味で創意ある活動を組織的に反映し、研修内容を地域の部員に伝達し、置賜管内女性部員の交流を図る研修会として年3回実施しています。はじめに平純子委員長より、「今年の2月に『来年度は料理教室を再開し、活気ある女性部に戻していきましょう』と言った通り、今回料理教室が実現できてよかった。様々なおきたまの農畜産物とエーコープマーク品を使って女性部らしいPR活動を行っていきたい」と挨拶しました。

研修前には、介護事業を学ぶため、JA山形おきたま管理部福祉課 鈴木由美課長よりJAの福祉事業について説明がありました。鈴木課長は「部員の皆様の知人、ご近所の方に介護相談を受けたい方がいらっしゃいましたら「是非JAに」とお声がけください、と部員に挨拶しました。

今年度第1回目のシーダー研修会は、エーコープ「こめ油」と「植物性石けん米ぬか」の商品の特性をさらに深めようと企画し、女性部員、事務局42名が参加、講師に築野食品工業㈱東京営業所の大塚尚子(ひさこ)さんをお迎えし、約2時間半の商品研修会と料理講習会を開催しました。30分ほどの米ぬかについての研修の後、調理室に移動しこめ油を使った料理3品に挑戦。「アスパラガスと塩昆布の春巻き」は『家の光』2019年に掲載されていたもので、アスパラを丸ごと1本使い、塩昆布少々とともに春巻きの皮で巻いてカラッと揚げた一品です。そのほか「洋風の味噌ドレッシング」を作り、おきたま産の夏秋きゅうり、トマト、おかひじきを使用しサラダに、主食として「ツナと昆布の炊き込みご飯」を作りました。事務局より手作りマヨネーズ作りのデモンストレーションもあり、「自宅でも早速やってみよう」「ナスやピーマンも収穫始まったから、天ぷらや炒め物などたくさん作りたい」と4年ぶりの料理教室に大満足でした。

※使用した米・野菜については山形おきたま産(園芸課より調達頂いたもの)

次回の第2回シーダー研修会は12月の予定です。

平委員長のあいさつ
福祉課長からの説明