JA鶴岡女性部は2月3日、鶴岡市の県立鶴岡中央高校で伝統料理講習会を開きました。食文化が多様化する中、地域の郷土料理や伝統食などの食文化を次の世代へ継承しようと企画し、今回で6回目。

女性部員13人が講師を務め、同高校の総合学科家政科学系列食物系2年の生徒29人と一緒に、まいたけごはん、孟宗汁、マダラの卵をいり煮した庄内地方の郷土料理「こづけ」、ごま豆腐のあんかけの4品を作りました。

女性部副部長の佐藤雪子さんと石塚公美さんが料理の作り方を説明後、班ごとに分かれ調理開始。

ごま豆腐作りではすり鉢でごまをするところから調理しました。各班に女性部員がつき、弱火でじっくり練っている生徒に「とろみがついてくると一気に固まるから注意して」などと声をかけながら、和気あいあいと調理を進めました。
昔ながらの作り方を学んだ生徒からは「ごま豆腐を初めて作った。すり鉢でごまをするのが大変だったが、すっているとごまの香りが広がってきてとてもおいしそうだった」との感想が聞かれました。

作り方を説明する女性部員(中央)
鶴岡の伝統の味が完成
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