JA鶴岡女性部は11月18日、鶴岡市の県立鶴岡中央高校で伝統料理講習会を開きました。食文化が多様化する中、地域の郷土料理や伝統食などの食文化を次の世代へ継承しようと企画し、今年で5回目。
女性部員10人が講師を務め、同高校の総合学科家政科学系列食物系3年の生徒16人と一緒に、まいたけごはん、庄内風芋煮、ぜんまい煮、卵寒天の4品を作りました。
女性部副部長の石塚公美さんが料理の作り方を説明後、各班に分かれ調理開始。 各班に女性部員がつき、生徒に食材の切り方や手順などを教えながら、和気あいあいと調理を進めました。
卵寒天の卵が鍋の中で広がる様子を見た生徒からは「すごくきれい。おいしそう」と歓声があがりました。
生徒からは「地元に昔から伝わる伝統料理に触れる機会がまったくといっていいほどないのでこの講習会で学べて良かった。時間内に数品を作りあげるお母さんたちの手際が良くてさすがだった」との感想が聞かれました。